<2018.06.20> 作成
<2019.10.18> 加筆修正
寒暖差にご注意を!
最近は地球温暖化の影響なのか
春や秋など、心地よく過ごせる季節が少ないです。
そこでご注意いただきたいのが
寒暖差による体への負担!
最近、テレビやネットで
耳にすることが多くなったのですが
皆様は「寒暖差疲労」という言葉や
「寒暖差アレルギー」という言葉を
聞いたことはございますか?
寒暖差疲労の場合は
肩・首の凝りや頭痛など
寒暖差アレルギーの場合は
風邪のような症状など
この時期、特に不調を感じられる方は
寒暖差による体調不良かもしれません。
寒暖差とは?
寒暖差とは、生活空間内での温度差!
ですので、本来は夏や冬も
外出先から冷房や暖房で
快適な室温に保たれている部屋、
空間に入ることでも寒暖差は生まれています。
個人差
寒暖差疲労や、寒暖差アレルギーは
誰もが発生する訳ではありません。
寒暖差に耐える力は個人差がございまして
耐える力が強い方と、
残念ながら弱い方がいらっしゃいます。
そして、耐える力が弱い方は
温度差の変化が5℃程度でも、
疲れを感じやすくなってしまいます。
そして寒暖差の疲れは
「肩こり」「だるさ」となるのですが…
メカニズム
人は暑さを感じると、汗をかいたり
血管を広げる(拡張する)事
で体内の熱を逃がそうとします。
反対に寒さを感じると、
体をブルブルと震わせたり、
血管を縮める(収縮する)事で、
体温をあげようとします。
このような体温調整の働きを
制御しているのが「自律神経」!
頻繁に寒暖差がある生活を続けると
それだけでエネルギーが消費し、
多少の疲れは発生します。
しかし、寒暖差疲労の場合
更に大きな問題は、
自律神経の負担です。
体が暑さを感じた時や
寒さを感じた時に、
体温調整を制御するのは自律神経!
この自律神経が
寒暖差の大きさや頻度により
機能が低下し乱れることにより
疲れやすくなるのです。
対策
寒暖差疲労の対策として
良く言われていることは
3首を温める事!
3首とは「手首」「足首」「首」です。
そのなかでも特に大切なのは
首の後ろ側を温める事!
首の後ろを温める事で、
首に通っている太い血管から血液が温まり、
その温まった血液が全身に運ばれることで、
体全体が温まりやすくなります。
また、首の後ろを温めると
自律神経が副交感神経優位となって
リラックスできる効果も期待できます。
温める方法は、蒸しタオルや
ネックウォーマー、ゆっくりとした入浴など!
最近は寒暖差の影響により、
疲れを感じている方が多いです!
ご自身に合った冷え対策で、
寒暖差疲労を上手に乗り切ってくださいね!
お気軽にご相談ください!
ご自身で寒暖差による
疲労の改善が難しい場合、
お気軽にご相談ください。
根本改善に大切な事!
寒暖差疲労の根本改善には、
体力アップが効果的!
普段から運動習慣を作り
自発的に汗をかく事で
自律神経も整います。
運動不足気味の方は、
適切な運動強度で運動量を増やすと
効果的ですよ♪
参考サイト
・毎日新聞 プレスリリース 寒暖差に身体がついていかない「寒暖差疲労」とは? 季節別の対策