炎症期の「血管のポンプ」利用法!
血管には血液が流れており
心臓の力、筋ポンプ作用などで
血流を促しております。
血管のポンプ作用をすると
血流が良くなり、
多くの症状の軽減や改善に繋がります!
血液は栄養を運んだり
酸素を運んだり
怪我を直す作用があったり
多くの働きをしてくれます。
この血液の働きは
病気の予防にも非常に大切ですが
疲労回復の効果や、
慢性症状の改善効果も期待できます。
血管のポンプ作用を利用して
疲労回復を促す代表的なもの!
それはサウナの温冷交代浴♪
サウナに入って
水風呂に入ってを繰り返すアレです!
体を強制的に温めたり
冷やしたりを繰り返すことで
血管のポンプ作用を高め
疲労の回復を促進します。
血管のポンプ作用
先程のサウナのお話でもありましたが
体は熱くなると体内の熱を放出するために
血管が拡張、つまり開いて緩みます。
反対に体が冷え込むと、
体内の熱を逃がさないように
血管は収縮、縮こまって引き締まります。
この拡張と収縮を
強制的に行う事で
血管のポンプ作用を利用し
血流の促進を促せます。
炎症期のポンプ利用
炎症期に行う
ポンプ作用の利用について!
基本的に炎症期は
冷やして炎症を抑えるのは大前提!
ですが、冷やし続けると
血流は悪くなり筋肉はこわばります。
もちろん炎症を悪化させないため、
炎症を抑えるためには
血流を抑えることも大切です。
しかしそれでは、炎症のある場所に
血液から届けられる栄養が届かず、
さらには必要なくなった老廃物を
運んでもらう事も出来ません。
そこで大切なのは、
一番大切になるのは炎症を抑えつつ、
一定の血流を保つことなのですが・・・。
血流は温めたり
筋肉を動かすことによって促進しますが
炎症が起きているところを温めると
痛みが増加してしまいますし、
無理に動かしても痛みを強くする場合がございます。
我々の世界では、
「迷ったら冷やせ!」と言われるくらい
炎症箇所を温めることはタブーです。
その理由は、
筋肉が凝りで痛みを発生している場合、
冷やしても大きな問題にはならないが
炎症が発生している場所を温めてしまうと、
痛みが倍増し継続してしまうからです。
ですので、炎症期の対処法としまして、
本来は冷やすのが一番なのですが
負担の少ない範囲での
温冷交代による血管ポンプ作用を利用した
痛み改善の促進を利用する方法も一つかと思います。
方法としましては
ガーゼで包んだ保冷剤などで
炎症の起きている個所を10分程度冷やし
その後、暫く冷やすのを辞めると
血管のポンプ作用が期待できます。
更に、炎症の個所によっては
10分程度冷やした後に
手を当ててあげると
より一層、ポンプ作用が高まります。
注意点!
今回ご紹介したお話は
温めすぎない事が大切です。
症状の改善を早めるため
血管のポンプ作用を利用される場合
炎症を悪化させないためにも
温めすぎには充分にご注意ください!!
整体で出来る事!
整体の施術にて
炎症の症状を改善することは出来ません。
炎症は怪我ですので
怪我は、治るのを待つしかないのです。
しかし、炎症を悪化させない範囲で
筋肉をやわらげ、歪みを改善することにより
症状の軽減や、改善が早まる可能性は
充分にございます。
「寝違え」や「ぎっくり腰」などは
発生後、3~4日以降にご来院いただけますと
大幅な改善が期待できるのですが
直後にご来院の場合でも
多少の改善は見込めますので
お気軽にご相談ください!