ぎっくり腰はクセになる?
ぎっくり腰の改善でご来院の皆様から、良く頂くご質問!
『「ぎっくり腰はクセになる!!」って聞いたことあるけど、自分は大丈夫?』
最初に結論から申し上げますと
ぎっくり腰は、クセになる人とならない人がいます。
ぎっくり腰がクセになっている方は、「くしゃみ」や「せき」でも、ぎっくり腰になります。
しかし、ぎっくり腰がクセにならない方も多くいらっしゃいます。
今回はその違いについて、簡単にお話させて頂きます。
ぎっくり腰の原因は?
ぎっくり腰が発生した原因、
キッカケはどのようなものでしょうか?
原因やキッカケにより、ぎっくり腰がクセになる可能性が変わってまいりますので
理由別に、ぎっくり腰がクセになってしまう可能性と対策をお話させて頂きます。
非日常的な場面で、重たいものを持った時に発生したぎっくり腰
非日常的な場面・・・、例えば引っ越しや、室内の配置転換、
その他イレギュラーな作業により、急に重たいものを持った場合
腰が耐えられないほどの重い負荷ですと、ぎっくり腰が発生してしまいます。
この場合、イレギュラーな作業がどの程度の頻度で日常生活に発生するかにもよりますが
普段は今まで通りの日常生活を送っていただき、
イレギュラーな作業の時だけ、 「コルセットを付ける。」 「複数の人数で作業を行う。」 などの
予防的対策をとっていただければ、ぎっくり腰がクセになる可能性は極めて低いです。
ただし、このようなケースでも 「あんな痛い思いは2度としたくない!」 という思いから
常に腰をかばった生活に変わってしまうと、ぎっくり腰がクセになってしまう可能性がございます。
非日常の生活で、ぎっくり腰になってしまった場合、
改善後は今まで通りの日常生活に戻られることをお勧めいたします。
お仕事等で頻繁に重たいものを持つ方の、初めてのぎっくり腰
日常生活で頻繁に重たいものを持つ方の場合、
ぎっくり腰がクセになってしまう可能性は高いです!
理由は、腰に負担が大きい作業を日常的に行っているからなのですが
ぎっくり腰を繰り返さないための対策は以下の一言に尽きます!
< 現在の作業に耐えられるだけの体を作る! >
そのためには・・・
・日々の疲れをためない、残さない事!
・作業に耐えられるだけの筋力をつける事!
上記2つが大切となります。
日々の疲れがたまっていってしまいますと、筋肉や関節が固くなってしまい
少ない負荷でも筋肉に対する負担に耐えられなくなり
ぎっくり腰が発生しやすくなってしまいます。
また筋力は、質の良い筋肉が増えてまいりますと
同じ作業を行っていても体の負担は軽くなります。
結論としまして、ぎっくり腰をクセにしないためには
疲れを上手にとりながら、筋力を強化することにより、
作業に耐えられる体を作ることが大切となります。
日常生活中、急に発生したぎっくり腰
日常生活中、ぎっくり腰が発生してしまった方の場合、
日常生活で、腰回りの筋肉や関節を固めてしまっている可能性が高いです。
よくある例としまして・・・
・お車の運転を長時間される事が多い方
・事務作業など、座っている時間の長い方
他には 「姿勢の悪い方」 や、「太り気味の方」 もコチラの項目に入るかと思います。
少ない負荷でも、継続して腰に負担がかかる生活を送っている方の場合
気が付かないうちに腰回りの筋肉や関節が固くなり
ちょっとした負担で、ぎっくり腰が発生してしまう場合がございます。
この場合の対策は、出来る限り同じ姿勢でいる時間を減らすこと!
頻繁に体を動かすことにより、体を固めない事が大切となります。
もちろん、お仕事的な理由により、
頻繁に体を動かすことが難しい方もいらっしゃるかもしれませんが
出来る範囲で気を付けてみてください。
まとめ
シンプルな結論となりますが
日頃の生活に耐えられないくらい
腰の状態の悪い方は、ギックリ腰がクセになります。
そういう意味では、ギックリ腰をクセにしないためには
日常生活に耐えられる腰の状態を作ることが非常に大切となります。
ぎっくり腰は予防も大切!!
再度ぎっくり腰が発生しないよう、ご自身の生活を振り返りながら
出来るところから気を付けてみてくださいね!!
適応範囲となります。
ぎっくり腰の予防は、当院の適応範囲となっております。
施術にて腰の状態を確かめながら、
日常生活の注意点をご提案させていただきますので、
お気軽にご相談ください。